第3回 合気道体験教室 本文へジャンプ

合気道とは

武道家、植芝盛平翁が大正末期から昭和初期にかけて創始した武道です。
植芝盛平翁が日本古来の柔術、剣術など古来の諸武術を研究し、独特の精神哲学でまとめ直した体術を主体とする総合武道です。
いたずらに争いの心を持たず、愛と和合の精神を持ち、いかなるものに対しても調和に努めることを修練します。

 合気道の特徴

合気道の原点には、優劣を競ったり強い弱いといった、相手と比べてどうという発想は全くありません。
相手と争わない強さ、自分を律して相手と歩むのが合気道です。
円の動きを多用し、合理をもって相手を制することを旨とします。

 合気道の目的

本来の合気道の目的は正勝吾勝といって、正しい事を実行し、自分に勝つことにあります。合気道には試合がありません。
相手に勝って自己満足するために相手を投げるのではなく、修行中の自分を磨く砥石として投げ、投げられつつ修行していきます。そして、愛を和合と真心によって正しい心身の持ち主を一人でも多く育てあげ、世に送り出すことにあります。

 合気道の技

合気道の動きは腰を基点とし、常に切れ目なく柔らかな円運動をとり、自然で無理のない動きです。初めて習う人は基本動作として受け身、構え、間合い、入り身と転換の動き、力の使い方、気の流れ、基本投げ技、固め技などを稽古します。
また、呼吸力の養成を立ち技、座り技、半身半立ち技(座っているときに攻撃された時の技)などで鍛錬し、段々と高度な技に入っていきます。

 合気道の稽古(合気道を始めようとお考えの方へ)

習熟度にあわせて技を繰り返し稽古し、心身の練成を図ることを目的としていますので、子どもや女性をはじめ老若男女いつでも始められます。
合気道の稽古に終わりはありません。稽古をはじめたら根気よく続けることが重要です。
稽古を続けることが第一歩であり、上達は稽古の継続によってのみ体得できるものです。基本を大切に、常に向上心を忘れずに稽古を積み重ねていくことが合気道の大切な一面でもあるのです。
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